「火垂るの墓」金曜ロードショーでは次回はいつやるの?
というか終戦の8月には必ず思い出す作品であるにも関わらず、なぜか金曜ロードショーで最近全く放送されていないという気がするという方は多いでしょう。
そうなんです!!「火垂るの墓」は2018年を最後に金曜ロードショーで放送されていないんです。
「火垂るの墓」が今後も金曜ロードショーで放送される可能性は低いと考えられます。
1988年4月16日に劇場公開された「火垂るの墓」を見るにDVDレンタルがおすすめです。
「火垂るの墓」金曜ロードショー次回放送は未定
「火垂るの墓」の金曜ロードショーでの次回放送は未定ですが、過去の放送記録から次回を予測してみました。
放送されるとしたら終戦80周年である2025年?
「火垂るの墓」が、金曜ロードショーで次回はいつ放送されるのかは正式には未定です。
しかし、「火垂るの墓」の過去の金曜ロードショーでの放送記録を分析したところ今後も放送される可能性はかなり低いと考えられます。
ただ、終戦80周年となる来年の2025年に放送される可能性が一番高いとも言えます。
その理由とは
「火垂るの墓」は過去13回、日本テレビの金曜ロードショーで放送されています。
放送日 | 視聴率 |
1989年 8月11日(金) | 20.9% |
1990年 8月17日(金) | 10.7% |
1993年 8月13日(金) | 14.5% |
1997年 8月 8日(金) | 19.1% |
1999年 8月 6日(金) | 18.8% |
2001年 8月10日(金) | 21.5% |
2003年 8月22日(金) | 15.1% |
2007年 9月21日(金) | 13.2% |
2009年 8月14日(金) | 9.4% |
2013年11月22日(金) | 9.5% |
2015年 8月14日(金) | 9.4% |
2018年 4月13日(金) | 6.7% |
「火垂るの墓」は、1988年 4月16日に劇場公開され、1年後の1989年 8月11日に地上波で初登場! 以来、数年に1度TV放送されていました。
しかし2018年に高畑勲監督が亡くなり追悼放送を最後に、金曜ロードショーでは放送されていないんです。
夏休みになると、疑問に感じる方も多いでしょう。
ただ、最後に放送された2018年の視聴率を見ると、監督の高畑勲氏が亡くなった追悼放送でさえ視聴率が6.7%と低かったのです。
ジブリの他の作品では10数%の視聴率が取れることが当たり前であることから、ジブリ作品を放送するならもっと視聴率の取れるほかの作品を放送したほうが良いからだと考えられます。
「火垂るの墓」がTVで最後に放送された2018年は、監督の高畑勲氏の追悼番組として放送されましたが視聴率は6.7%に留まりました。
イチ国民として思うのは、ラストは悲しい終わり方で、もう映画を観始めた時から涙が止まらないという国民も多いことでしょう。
また既に子供時代から「火垂るの墓」を何度もTVで見ていて脳裏に焼き付いており、また苦しい思いをしたくないとい。
名作であるのは分かっているがつらいのでもう見ようとは思わないというのが、国民の心理ではないでしょうか。
「火垂るの墓」はTVで放送されなくても私たち日本人の心に全ての場面が焼き付いているのです!
「火垂るの墓」は、戦争を知るための教材としてもとても優良作品のためお近くの図書館にDVDの在庫があるはずです。
「火垂るの墓」が何らかの理由でよほど注目されない限り放送される可能性は低いでしょう。来年は戦後80年に当たるので、そういった意味では放送されるなら来年の2025年に放送される可能性は高いです。
「火垂るの墓」は、個人的には見たい方は沢山いるけれど、視聴率が取れないため放送される可能性はとても低いので、見たい方は以下の見逃し配信で見る方法をお伝えします。
「火垂るの墓」見逃し配信はTSUTAYA DISCAS
「火垂るの墓」を含むジブリ作品はサブスクでは動画配信されておらず、見たい場合は、金曜ロードショーでの放送を待つか、DVDで見るしか方法がありません。
ただ「火垂るの墓」は8月には誰もが思い出す名作でありながらも、視聴率の観点から金曜ロードショーで放送される可能性は低いです。
お子様にも日本人なら一度は見て欲しい作品なのに残念ですよね。。でも「火垂るの墓」は戦争を子供視点から描いた名作のため、もしかしたらお子様の学校の図書館にDVDがある可能性も。
公的機関に「火垂るの墓」のDVDがない場合は、レンタルがおすすめ。
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実は「火垂るの墓」には、2008年に実写映画化された作品があるのをご存じでしょうか。
「火垂るの墓」実写映画のスタッフ・キャストは以下の通り。
監督 | 日向寺太郎 |
清太 | 吉武怜朗 |
節子 | 畠山彩奈 |
母親 | 松田聖子 |
おばさん | 松坂慶子 |
「火垂るの墓」実写映画も、ジブリのアニメ作品同様に動画配信サービスでは配信されていないのでDVDレンタルでのみ見ることができます。
ジブリアニメ「火垂るの墓」をDVDレンタルするなら、合わせて実写映画もレンタルするのもいいかも。
「火垂るの墓」ってこんな作品
「火垂るの墓」の作品概要は以下の通りです。
あらすじ
野生のイノシシを撃ったアシタカは腕に呪いをかけられ解くためにシシ神の森に向かいます。
森には動物に育てられた少女サンがいました。
アシタカは、毒により動物と人間の気持ち両方を理解できるようになりました。
森と人間の対立を通じて、実際に起きている人間同士の争いをどちらか一つの方向ではなく多面的にみることで本当の姿が見えることを伝える作品。
「火垂るの墓」あらすじネタバレは以下の記事を参考にしてね。
作品概要
「火垂るの墓」は、日本人なら誰もが見て涙した高畑薫監督が子供の視点から描いた戦争の名作。
子供なら、主人公の清太と節子の視点から見、大人になると親戚のおばさんの視点から見ることができるなど、多角的に見る深い作品です。
監督
高畑薫監督
時間
「火垂るの墓」上映時間は88分
実は、映画館では「火垂るの墓」と「となりのトトロ」の2本立てで公開されました。
興行成績
ジブリ24作品中21位で、興行収入は 11.6億円。
「火垂るの墓」の映画でキャラクターが際立ってかわいのはやはり5歳の節子ちゃんです。
5歳と言えば本当にまだ何も分からない年齢ですよね。お母さんとお兄ちゃんと、通っていれば幼稚園のお友達たちが唯一の世界という年齢。
5歳の節子ちゃんの気持ちや幼児のしぐさなどが十分に描かれている作品です。
また、親戚のおばさんが、清太や節子目線で見ると、意地悪に見えます。
しかし大人になってから映画を観ると、親戚のおばさんは意地わるなのではなく、戦争中で家族の生活などで精いっぱいで忙しいから、どうしてもつっけんどうになってしまうキャラというのが分かります。
舞台
「火垂るの墓」はの舞台は言わずと知れた第2次世界大戦中です。
日本では第2次世界大戦のドラマや映画は多くありますが、子供視点から描かれた作品はあまり多くありません。
第2次世界大戦の中、父親が戦地で闘い、母親は空襲で死亡、残された2人の兄弟、清太と節子。両親を亡くした2人は親せきに預けられるが、居心地が悪く家出をして公園に住み着くが。。
制作秘話
原作は野坂昭如のの自伝的小説「火垂るの墓」を高畑薫監督がアニメ映画化した作品。
「火垂るの墓」はスタジオジブリ第3作品目に当たりますが、前2作のナウシカやラピュタの子供向け冒険活劇というスタイルから異なったヒューマンドラマを描いた作品です。