
「天空の城ラピュタ」は漫画でも楽しむことができます。それは映画フィルムをそのままコミック化したフィルムコミックや絵コンテ。
ラピュタと言えば、地上波で何度も放送されるのでそりゃぁ見たことがあるはずですよね!
でも「天空の城ラピュタ」には漫画版があるというのを知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。
ラピュタのフィルムコミックは印刷版だけでなく電子書籍版でも楽しむことができます。
【天空の城ラピュタ】を漫画で読む
フィルムコミックで読む
「天空の城ラピュタ」は、文春ジブリ文庫出版のジブリフィルムコミックシリーズで読むことができます。
ジブリスタジオ第2作目の子供向けアドベンチャー映画ラピュタ。
映画では時系列で話が進んでいくので、キャラクターの会話、ちょっとしたシーン、アクションシーンなどを思わず見逃してしまうことが多いんです。
後で漫画で読んで見ると、このキャラクターのこの発言や行動にはこんな意味があったのではないだろうか? ということに気が付きます。
作品冒頭に、パズーとシータがムスカの軍隊に追われてトロッコで逃げるシーンがありますよね。
映画だと時系列に進んで言うのでアッという間に過ぎてしまうのですが、漫画で読むと細部まで描かれていて圧巻のアクションシーン!
筆者はアニメ映画を5回くらい見ていますが、漫画で読んで見るとより深く伝えたいことを理解することができました。
で漫画も2回読んだんですね。そしたら2回目も新たな発見もありました。
ラピュタなんて何度も見てるという方も、漫画で読むと実は思ってたより奥が深いことに気が付きます! ぜひ読んで見てね!
\フィルムコミックのリアルな画像を体感/
原作の漫画はない
「天空の城ラピュタ」の原作・脚本・監督は宮崎駿監督で、ストーリーとしての原作は監督のオリジナル作品です。
しかしラピュタの映画の中の空飛ぶお城ラピュタのインスピレーションはどこで得たのでしょうか?
実は、空飛ぶお城ラピュタ島は「ガリバー旅行記」から着想したものです。
2014年 学研プラス |
ガリバー旅行記 |
ジョナサン・スウィフト |
896円⇒269円 |
「ガリバー旅行記」原作の漫画版というの出版されていませんが、お子様さま向けの絵本が出版されています。
【天空の城ラピュタ】絵コンテ(漫画)
ラピュタの制作過程のイラストの漫画なども含めて楽しみたい方に、映画を作るにあたって作られたイメージボードと絵コンテをご紹介します。
映像作品の前に用意される絵を絵コンテと呼びます。絵(漫画)、内容、せりふ、ナレーション、尺、効果音など細かく記載してある指示書のこと。全体のイメージを描いたものをイメージボード、すべてのカットを描いたものを絵コンテと呼びます。
*イメージボードや絵コンテの電子書籍版はありません。
イメージボード
「天空の城ラピュタ」をアニメ化するにあたり、描いた作品をカラーでまとめたTHE ARTシリーズ。
- イメージボード
- ストーリーボード
- 美術
- 背景
- キャラクター設定
- 主要スタッフインタビュー
THE ARTシリーズの中でも、ジブリ初期の名作のイメージボードはかなりおすすめ。あの名作ラピュタがどのように作られたのかを想像するだけでも楽しいはず。
絵コンテ
個人的には以下の2つの絵コンテが面白かったです。
- 主人公のシータが追ってきた飛行機から転落、首に下げていた飛行石の力でゆっくりと浮きながら転落し、パズーが受け止める名シーン
- 炭鉱で敵から追われらシータとパズーが逃げ回るアクションシーン
シータが落ちていくある意味幻想的なシーンや、炭鉱のアクションシーンをどのように表現するのかイラストと言葉で宮崎駿監督が指示しているところが印象的。
Amazonならラピュタ700Pもある絵コンテを数ページだけど立読みできますよ。