トトロの関連作品を読んで伝えたいことを考察し解説しました。
トトロは以下5つ点から大人の人の心を魅きつける作品ではないでしょうか?
- 子供の頃の探検心や冒険心を思い出す
- 兄弟や姉妹
- 田んぼや日本家屋など日本人の原風景がなつかしい
- 家族の絆
- 地域の助け合いあ
とこどがどっこい!? 宮崎駿監督はトトロは懐かしさのために作った作品ではないそうです。ではなぜ私たちはトトロを見ると懐かしいと感じてしまうのでしょうか。
トトロの伝えたいことを考察
「となりのトトロ」を子供時代見た方も、大人になってから見ると別の視点でトトロを楽しむことができるでしょう。作品の伝えたいことを考察しました。
子供の頃の冒険心1
サツキやメイが新しいお家に引っ越したとき、新しい住まいにワクワクしてはしゃいでいる姿があります。
管理人も子供の頃、新しい場所にワクワクして姉と二人ではしゃいでいたことをも思い出します。
暗闇への恐れ
古い家の暗闇にまっくろくろすけを発見します。スス渡りともいうような。
管理人も子供時代暗闇がすごく怖かったです。例えば夜トイレに行きたくなってトイレに行くとトイレの付近ってすごく暗くてお母さんが側にいないとすごく怖かったのを覚えています。
また夏祭りが終わると夜21時ころ、友人と別れた時ほんの1分程度なんですが一人で家に帰らなくて行けなくてその暗闇がすごく怖かったんです。
もちろん大人になれば暗がりなんてたいしたことないと思うかもしれませんが、子供のときはすごく怖かったです。
子供にしか見えないもの
子供心に、トトロの大きな身体の上で気持ちよく寝たいという願望を抱いたのではないでしょうか?
管理人はトトロの大きなぬいぐるみを欲しいという願望を抱いていました。大きなぬいぐるみの元で寝てみたいと。
当時では大きなぬいぐるみは1万円ほどしましたので、「そもそもあんたそんなでかいぬいぐるみなんてどうするの?」という声で一蹴されてしましました。
Amazonで調べたら以下のトトロが一番大きいトトロのぬいぐるみでした。約50cmくらいですね。6万円を超えます!!
でも子供の頃はもっと自分の身長よりでかいトトロのぬいぐるみをイメージしていました。あったとしても10万円を超えるかも!?
子供の頃の冒険心2
メイは木の茂みの中でトトロに出会います。木の茂みは近所の友達と遊んだ田んぼの中の風景を思い出させました。
田んぼには子供の自分よりも背の高いよしが茂っていました。しかしよしの茂みは田んぼ全体に広がっているわけではなく、内側には通路があるのです。
皆さんそれがなぜだか分かりますか? いわゆる稲を植えるトラクタが通ったところはよしが生えていないんですね。
子供時代、友人とよしの合間のよしが生えていない通路の先を秘密基地として遊んでいたことを思い出させてくれました。
近所付き合いの共同
村のみんなで行方不明になったメイを探したり、トトロに助けられたり、お母さんを家族みんなで心配したり、お母さんもまた子供たちのことを思ったりする姿や皆で助け合う姿になんだか癒される気がしました。
感謝の心
メイを探すのをトトロが手伝ってくれたのは、雨の中のバス停でサツキが傘を貸してくれたお礼なのではないでしょうか?
家族の絆
メイとサツキは病気になった母親を心配しています。そしてメイは小さいながらもお母さんを求めると心配をかけるからと我慢しています。姉のサツキもまたお母さんに心配かけないようにお母さんの代わりにメイの面倒を見たりします。
最終的にはメイが我慢できずにしちこく山の病院に1人で訪ねて行ってしまいますが、姉のサツキと近所の人達とトトロ達でメイを探しに行きます。
現代社会は、家族が居ながらお互い接点がない家庭も多いはず。管理人の家庭もそんな家庭でした。でも大人になり家によってかなり違うんだな~と思うことも。
また大人になると一人暮らしなんかして、完全に一人であることを痛感して生活しています。そんなとき家族がいる喜びは私たちには時にまぶしく映ります。
原風景
トトロを見ると、誰もが懐かしい昔の日本を思い出すのではないでしょうか。田んぼの風景、木造の家、元気な子供たち、村人との共同世界など。
映画の中にはアニメーションの仕事場である聖蹟桜ヶ丘(耳をすませばの舞台でもある)や、子供時代住んだ神田川、大人になって移り住んだ所沢が混ざっているそうです。
日本が発展する中で、古い建物は取り壊されて新しい最新設備を取り入れた新しいお家が次々に立っていきます。
しかし宮崎駿監督曰く「トトロは懐かしさから作った作品じゃない」のだそう。
現在80代前半の宮崎駿監督が描く日本の風景や人間関係は、どこか私たちの原風景を描き伝えてくれる作品になっています。
監督の描く原風景イコール懐かしい日本のように観客には映るのかもしれませんね。
でも、令和の時代、もう今後トトロのような作品はできないと思います。
日本家屋に住む素朴な子供たちの素朴な生活。あまりにインパクトがなさ過ぎて、他のアニメ監督が作ったらつまらない作品ができるに決まっています。
そんな普通の地味なことを細かく描き私たちを惹きつけるのがジブリ作品の凄さではないのかと最近思うんです。
お金もあるのに、生活も困っていないのにどこか不足していると感じることってありませんか?
トトロは、日本が経済発展する中で薄れてきたもの失ったものを再確認させてくれる作品になっています。
見て懐かしくなって終わりではなく、見ることでその後、失ったものをどうしたら得られるか考えてみるのも人生が豊かになる秘訣かもしれませんね。
まとめ
トトロは以下が描かれています。
- 子供の頃の探検心&冒険心
- 田んぼや日本家屋など日本人の原風景
- 家族の絆、地域の助け合い
大人になった日本人が見ると、子供の頃の気持ちや、日本人の原風景である田んぼや日本家屋、家族や地域の絆は、今は薄くなってしまったため懐かしく癒されるという感想を抱くことが多いでしょう。
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